もじいの川遊び

先月２８日の話。
前の晩から雨が降り始め、午前中もずっと降ってました。
なので畑は久しぶりにお休み。

雨もほぼ上がった午後２時過ぎ、母親とジムニーでお出かけです。
途中、御幸橋から平川を覗くとミルメーク色・・・
あわよくば、と思ってたので意気消沈です・・

さて、大鰐町のヤマニ旅館のとなりのパーマ屋さんに到着。お母ちゃんを降ろし、３０分ほどで出来上がるという事なので、あきらめ切れないおいらは川を見に行きました。

平川本流はもちろんダメ。
支流のN川もやっぱりダメ。。
そのまた支流のS川も・・・・・おや？・・・・・いい！
水は多いけど澄んでます！やったね

よ～し、お母ちゃんを家に送ったら出陣だ～
と、意気揚々とパーマ屋に戻ったら、お母ちゃん「カブに行きたい」そうです・・・（「カブ」は弘前にあるスーパーマーケット）

ま、まだ時間あるからいっか～
と、弘前へ。

カブに到着。買い物も済ませ、さ～帰るぞ～
と思ったら今度は「婦人公論を買いたい！」そうです・・・
大急ぎで王様（本屋です）に行き、婦人公論を買い、やっと帰宅。

家に着いたのは四時半過ぎ。
なんとか間に合うかな？
３０分でも竿を振りたいので、母上を降ろして川にダッシュ！

ようやく辿り着いたのは五時ちょっと前。
渇水時は釣りにならないような小さな川ですが、禁漁前のこの時期、時々不釣合いな魚に出会うことがあります。
それを期待して、準備を整え、いざ川へ。

お盆以来のドライフライです！
巻き癖の付いた＃２ラインをガイドに通し、フライパッチに刺さりっぱなしのカーブドシャンクにフェザントテールを巻き巻きしたパラシュートを結び、ファーストキャスト！

ガバッ！

いきなり出ちゃいました。やったね

サビが出始めてます。七寸ちょっと。

その後、同じ落ち込みで五寸ほどのかわいい岩魚。
その少し上流で四寸ちょっとのやまめ。

九寸くらいのは居るはずなんだけどな～＾＾；と思いながらも、小さな小さなポイントにもフライを落として久々のドライを楽しみます。

２５分ほどで３０ｍも進んだでしょうか。
辺りも薄暗くなり、残り時間あとわずか。

すると、いつもならまったくポイントにならない場所に雨のおかげでポイントが出来ていました。

まずはまっすぐ下流から狙ってみます。
２～３度流してみますが、なかなか上手く流せません。

次に、もうちょっと楽にドリフトさせられるように斜め４５度くらいに移動してみます。
ティペットは良い形で落としやすくなりましたが、今度は狙ってる筋になかなか乗りません＾＾；
「もう１０ｃｍ奥なんだけどな～」と、何度もプレゼン。

６～７回目でしょうか、「ぜったい居るはずだ」と祈りをこめて投げ続けたフライが、ようやく狙っていたレーンに良い形で乗りました！

１０ｃｍ・・・２０ｃｍ・・と気持ちよく流れて行きます。

そして３０ｃｍ近く流れたその時・・・「モワッ」っと静かに水面が割れたのでした

「ほ～ら、やっぱしね～」と、一人でニヤニヤしてたに違いありません＾＾；



結果的に今シーズン最後のやまめとなりました。
写真いっぱい撮ったので見てやってください＾＾